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Evernoteで終了したプロジェクトのノートブックはどうするか?

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拙著、『Evernote仕事術』を購読していただいた偏り、質問をいただきました。
せっかくなのでご質問を要約し、ブログエントリで答えさせていただきます。

質問内容は、だいたい次のようなものです。

一本の中では、プロジェクト(企画)ごとにスタックを作る方法が、紹介されています。

この方法で情報を整理し、そのプロジェクトが終了した時には、このスタックはどのようにしていますか?

今のところEvernoteでは何階層にもスタックを作ることは出来ず、一つのスタックには、一階層のノートブックを複数まとめられるだけのものだと思います。

答えを先に申し上げますと、終わってもしばらくは放置しています。理由は、実は「企画が終わった」というのは簡単には決められないと思うからです。

たとえばまさに『Evernote仕事術』という本を書く企画があったので、そのスタックがあるわけですが、この企画は、終わったか終わってないかが、不明瞭です。

本は書き上がりました。だから書店にも並んでいます。しかしメールでご質問をいただきました。今後もいただくでしょう。それが「終わる」のはいつか? それはわかりません。

私も以前は「終了したプロジェクト」という「アーカイブスタック」を作って、そこに「終わった企画は1ノートブックにまとめて」並べていました。それでもいいと思います。

しかし、そうしておいてもときどき、「終わったはずのプロジェクトが復活する」というケースがあとを絶たず「そもそも企画とは終わるものなのか?」と考えるようになりました。

もちろん、ずっと放置しておくと、ほかのノートブックを探す邪魔になったり、全然アクセスしないままになってしまうケースもあります。そういうときは、それこそ「1ノートブックにまとめてアーカイブ」します。

それはもう「使わない」からなのです。つまり「企画としてスタックにまとめておくノート」は使うからこそそうしているわけで、使わなくなったらもっと大ざっぱにまとめてしまっていいわけです。せいぜい検索対象にしかならないからです。(ここを細かく整理したいならタグを使えばいいでしょう)。

スタックをばらして、プロジェクト終了スタックに全てを入れるとなると、情報がグチャグチャの状態になってしまうのではないかと思います。

ご質問のメールではこのように指摘されていました。
ある意味ではそうですね。しかし、使わなくなったプロジェクトのノートはややカオスの中に入るにしてもそれはそれでOKだと思います。そして実際にはデジタル情報なので時系列順に並んでいるわけです。ぐちゃぐちゃにはならないともいえます。

それに「Evernote仕事術」というノートブックに関連ノートをまとめておけば、後から関係資料を探したくなったら、そこから検索をすればいいわけです。それで欲しいのはたいてい見つかります。私の場合なら「書いた原稿」や「編集さんからのメール」や「契約書のスキャンデータ」です。

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